【ウィッグの正しいシャンプー方法と注意点】種類やお手入れのポイントも解説

2023/06/19 UP

「美容院に行ったら想定以上に短くなってしまった」「ショートにする勇気はないけど興味はある」。そんな時、ウィッグがあれば元の髪型を変えることなく、気軽にヘアスタイルの変化を楽しむことができます。ウィッグには人工毛や人毛など、さまざまな種類があり、素材によってお手入れの方法も異なります。この記事では、ウィッグの種類や注意点、そしてシャンプー方法について解説します。ウィッグを使って、自分だけのオシャレを楽しんでみませんか?


ウィッグを正しくお手入れすることで、長く美しい髪型を保つことができます。
人工毛で作られたウィッグをお持ちの方は、以下の手順で洗うことをおすすめします。

1.ブラッシング: ウィッグ全体をブラッシングし、絡まった髪の毛をときほぐします。
2.準備: 洗面器に水を張り、ウィッグ専用シャンプーを溶かします。
3.洗浄: シャンプー水にウィッグを浸し、優しく押し洗いします。
4.すすぎ: ウィッグを水で十分にすすぎます。すすぎが不十分だと、ウィッグがべたつく原因になります。
5.水切り: タオルで水気を切り、ウィッグスタンドにセットして自然乾燥させます。
以上の手順でお手入れをすることで、ウィッグを清潔に保ち、長く美しい状態を維持できます。

人工毛を使用したウィッグの場合、お手入れ方法は以下の通りです。


ウィッグ全体をブラッシングします。
洗面器に水を張り、専用のウィッグシャンプーを溶かします。
ウィッグを押し洗いして、汚れを取り除きます。
水気を切ったら、ウィッグスタンドにセットして自然乾燥させます。
一方、人毛やミックス毛を使用したウィッグの場合、以下の手順でお手入れを行います。


ウィッグ全体をブラッシングします。
洗面器に水を張り、市販のシャンプーを溶かします。
押し洗いが終わったら、ぬるま湯ですすぎ洗いをします。
タオルで水気を取り除いたら、トリートメントをつけて自然乾燥させます。
ウィッグは素材によってお手入れ方法が異なりますので、しっかりと種類を確認してからお手入れを行うようにしましょう。


ウィッグを長く使うためには、正しい洗髪方法が欠かせません。ウィッグをシャンプーする際には、以下の注意点に気を付けることが大切です。まず、ドライヤーは使用しないでください。自然乾燥時にはウィッグスタンドを使うようにしましょう。また、ブラッシングは毛先から行うようにしましょう。これらのポイントを理解して、正しいシャンプー方法でウィッグを洗髪すれば、より長く美しい状態を保つことができます。


ウィッグの種類と特徴

ウィッグは、人工毛、人毛、ミックス毛の3種類に分けられます。それぞれのウィッグには特徴がありますので、以下で詳しくご紹介します。

人工毛ウィッグ
人工毛ウィッグは、ポリエステル、アクリル、ポリアミドなどの化学繊維から作られています。軽く、耐久性があり、初心者でも扱いやすいのが特徴です。しかし、静電気に弱いためブラッシングに注意が必要です。

人毛ウィッグ
人毛ウィッグは、人の髪の毛を使っているため、自然な見た目が特徴です。肌が弱い人でも使えますが、ヘアアイロンやカラーで枝毛ができやすいため、トリートメントやヘアオイルが必要です。

ミックス毛ウィッグ
ミックス毛ウィッグは、人工毛と人毛をミックスして作られています。軽さと馴染みやすさを兼ね備えていますが、使用期間が長くなると傷みによる色褪せにバラつきが出ることがあります。

ウィッグの洗い方について、素材別にご紹介します。人工毛のウィッグをシャンプーする場合、市販のシャンプーではなく、ウィッグ専用のシャンプーを使うことが必要です。人工毛は化学繊維を使用しているため、市販のシャンプーを使用すると毛質がパサパサになってしまうことがあります。


人工毛のウィッグを洗う手順は以下の通りです:

1.ウィッグ全体をブラッシングする
ウィッグを洗う前に、ウィッグ全体を丁寧にブラッシングしてホコリやゴミを取り除きます。人工毛は静電気が立ちやすいため、静電気防止コームを使用することをおすすめします。

2.洗面器に水を張ってウィッグ専用シャンプーを溶かす
洗面器にぬるま湯を張ってウィッグ専用シャンプーを5~10プッシュ程度溶かします。ウィッグの色落ちや痛みを防ぐために、熱湯ではなく30~40度程度のぬるま湯を使用してください。シャンプーの量は、ウィッグの毛量や長さに合わせて調節してください。シャンプーが混ざったら、ウィッグ全体を漬け込みます。

3.ウィッグを押し洗いする
ウィッグ全体に水を馴染ませたら押し洗いをします。水が汚れてきたら入れ替え、水が濁らなくなるまで押し洗いを続けましょう。ウィッグを持ち、毛先から順に頭頂部まで押し洗いをすると、ウィッグの毛同士が絡みにくくなります。

4.水気を切ったらウィッグスタンドを使って自然乾燥をする
ウィッグの毛先を擦り合わせないように注意しながら、頭頂部から毛先まで水気を切っていきます。水気がある程度切れたら、タオルでウィッグを包んで優しく水分を取っていきましょう。全体的に軽くブラッシングしたら、ウィッグを掛けて自然乾燥させます。ウィッグスタンドを使うことで、ウィッグが形を崩すことなく、風通しも良くなります。また、陰干しやドライヤーで乾かすとウィッグが痛んでしまう場合があるので、自然乾燥をおすすめします。ただし、直射日光が当たる場所や高温多湿の場所は避けて置くようにしましょう。ウィッグが完全に乾いたら、再度ブラッシングを行って、保管します。ウィッグ用の袋に入れて保管すると、ホコリや汚れを防ぐことができます。ウィッグを長くきれいに保つためには、適切な洗い方と保管方法が重要です。


人毛・ミックス毛のウィッグをお手入れする方法

人毛と人工毛が混合されたウィッグの場合、両方の特性を考慮する必要があります。例えば、人毛は複数人の髪を集めて作られているため、一つのウィッグでもパーツによって髪質が異なることがあります。人工毛を洗うときよりも、注意を払って扱う必要があります。

1.ブラッシングをする
ウィッグを水で濡らす前に、しっかりとブラッシングをして、絡まったホコリを落とすことが重要です。シャンプー前にブラッシングすることで、シャンプー時に髪が絡まりにくく、泡立ちが良くなるメリットがあります。

2.シャンプーをする
洗面器に30~40度程度のぬるま湯を張り、市販のシャンプーを5プッシュ程度ぬるま湯に溶かします。人毛やミックス毛のウィッグについては、市販のシャンプーやリンスを使用しても問題ありません。ただし、熱湯を使用すると、色落ちや痛みの原因となるため、避けてください。

3.すすぎをする
ウィッグを前頭部分を持ち上げ、上から下に向かってウィッグ全体をぬるま湯にくぐらせます。ウィッグに水が馴染んだら、洗面器の水が汚れで濁らなくなるまで、押し洗いを続けてください。最後に、ぬるま湯ですすぎ洗いをしてシャンプーを完了します。

4.トリートメントをつけて自然乾燥させる
タオルでウィッグを包んで水気を取り、市販のトリートメントをウィッグに使用することで、乾いた際のうねりや癖を抑えることができます。ただし、毛先同士を擦り合わせないように注意しましょう。全体的に軽くブラッシングしたら、ウィッグスタンドにかけて自然乾燥させてください。


ウィッグのシャンプー方法について、前回は人工毛と人毛・ミックス毛に分けてご紹介しました。今回はウィッグをシャンプーする際の注意点についてお話しします。

まず、ウィッグを乾かす際にはドライヤーの使用は避けるようにしましょう。濡れたウィッグにドライヤーの熱風をあてると、髪が痛むだけでなく変形やうねりの原因にもなります。自然乾燥が望ましいですが、急ぎで乾かす必要がある場合は、ドライヤーの冷風で乾かすようにしましょう。ただし、耐熱ファイバーを利用したウィッグであれば、180度まで耐えることができるため、ドライヤーの熱風を使用することもできます。

次に、ウィッグを自然乾燥させる際には、ウィッグスタンドを使用することをおすすめします。ウィッグ台は発泡スチロールなどで作られているため、ウィッグを被せた際には安定感がありますが、通気性が悪く、ウィッグが乾きにくく、嫌なニオイが残ってしまうこともあります。一方、ウィッグスタンドは、ウィッグを支えるための骨組みだけで構成されているため、通気性が良く、乾かしやすいというメリットがあります。

最後に、ウィッグをブラッシングする際には、毛先から行うようにしましょう。シャンプー前にウィッグをブラッシングすることで、ホコリや汚れ、絡まりなどを取り除くことができますが、やり方に注意しないと抜け毛の原因になってしまいます。いきなり根元からブラッシングをすると、力が加わりやすくなり、毛を傷めたり、絡まった毛が抜けやすくなってしまうため、毛先からブラッシングをして絡まりを取り除き、髪の真ん中、そして根元と順番に行うことが大切です。


ウィッグのシャンプーの正しいやり方と注意点
今回は、ウィッグの特徴や正しいシャンプー方法について解説します。ウィッグは人工毛、人毛、ミックス毛の3種類があり、素材によって特性が異なるため、それぞれに適したシャンプー方法を知っておくことが大切です。シャンプーの方法によっては、ウィッグを長持ちさせることができます。以下にウィッグのシャンプーについての注意点を紹介します。

ドライヤーの使用は避ける
ウィッグを乾かすときは、ドライヤーの熱風を使用しないようにしてください。濡れたウィッグにドライヤーの熱風をあてると、髪が痛むだけでなく、変形やうねりの原因になることがあります。ウィッグを自然乾燥させることができれば、それが一番です。ただし、急ぎで乾かす必要がある場合は、ドライヤーの冷風を使用するか、耐熱ファイバーを利用したウィッグであれば180度まで耐えることができるため、ドライヤーの熱風を使用することができます。

自然乾燥時はウィッグスタンドを使う
ウィッグを自然乾燥させる場合は、ウィッグスタンドを使用することをおすすめします。ウィッグスタンドは、通気性が良くウィッグを乾かしやすいため、ウィッグを保護するのに最適です。ウィッグ台はウィッグを被せた際に安定感がありますが、通気性が悪く、ウィッグが乾きにくいことに加え、嫌なニオイが残ってしまうことがあります。

ブラッシングは毛先から行う
ウィッグをシャンプーする前には、ホコリや汚れ、絡まりなどを取り除くためにブラッシングすることがおすすめです。しかし、根元から力を加えてブラッシングすると、毛を傷めたり、絡まった毛が抜けてしまうことがあります。そのため、毛先からブラッシングを始め、徐々に髪の真ん中。




よくある質問(FAQ)


Q1: ウィッグを洗浄する頻度はどのくらいですか?
ウィッグの洗浄頻度は、使用頻度や環境によって異なります。一般的には、ウィッグの使用回数が増えるほど頻繁に洗浄する必要があります。ウィッグに汚れや臭いが気になったら、早めに洗浄することをおすすめします。


Q2: ウィッグを洗浄する際に使用するシャンプー剤はありますか?
ウィッグを洗浄する際には、専用のウィッグ用シャンプー剤を使用することをおすすめします。ウィッグ用シャンプー剤は、ウィッグの素材や加工に適した成分が含まれており、優れた洗浄効果を提供します。


Q3: ウィッグの乾燥方法はどのようにすれば良いですか?
ウィッグを乾燥させる際には、タオルで軽く水分を取り除き、形を整えた後、直射日光や強い熱から遠ざけて自然乾燥させることをおすすめします。ドライヤーの使用は避けるか、低温設定で行いましょう。


Q4: ウィッグの保管方法はありますか?
ウィッグを保管する際には、ウィッグスタンドやヘッド形状の保管ケースを使用して形を整え、直射日光や湿気の多い場所を避けて乾燥した環境で保管することが重要です。長期間保管する場合は、ウィッグ用ネットに入れて保管すると良いでしょう。


Q5: ウィッグを洗浄する際の注意点はありますか?
ウィッグを洗浄する際には、以下の注意点に気を付けましょう。

高温のお湯や熱湯は避け、ぬるま湯を使用します。
強くこするとウィッグの毛髪が傷つく可能性があるため、優しくマッサージするようにします。
ウィッグ全体に均等にシャンプー剤をなじませます。
シャンプー剤を完全に洗い流すことを忘れずに行います。

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